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  • 2011.07.11
函館空襲伝える蔵の保存改修へ

1945年終戦間際の函館空襲で焼け残り、歴史的価値を持ち合わせる函館市弥生町の民家の蔵の保存改修がいよいよ始まります。
昨年12月、この蔵の廃材利用の打診があり検討を進めるなか、社内で「なんとか時代の証人であるこの蔵を利活用する方法はないものか?」と議論をすすめたところ、函館市の街並み保全に取り組むNPO法人はこだて街なかプロジェクトさんの助言に基づき保存、利活用を目的として「蔵プロジェクト」の基本構想に合意し取得した経緯があります。

蔵は築約80年、組石造2階建、広さ約59平方メートル、棟高約7メートルで、瓦屋根が崩れ落ちるなど風化が進んでおり、保存改修のための屋根の葺き替えを手始めに、今後ははこだて街なかプロジェクトさんの助言・協力を得、今秋の公開を目指し本格的に作業を進めて行く予定です。

現在、改修後に長期に渡り利用してくださる方を公募しております。
個人でも店舗、企業でも結構です。
話題性があり西部地区高台に立地しているこの蔵をお使いいただける方をお待ちしています。
(連絡先 NPO法人はこだて街なかプロジェクトさん 0138-55-8138)

地図は物件所在地
函館市弥生町14-5


 

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  • 函館市弥生町の蔵
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