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  • 一般
  • 2011.03.16
今回の震災に関わる商品、物流の状況について

 今回の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。物心両面の復興に微力ながらもお力になれるように当社もがんばりたいと思っております。
 
現在掌握しております標題の件につきまして説明致します。

商品に関しましては被災地に立地しております各メーカーは極めて厳しい状況におかれており、当面商品の出荷は不可能とお考え下さい。また、他の地域に立地しているメーカーであっても電力供給が不安定なことから生産計画に支障が生じており、お約束していた納期の遅延、今後の納期の確定が困難という状況になっております。
当社は契約、見積り済みの商品供給、代替品の確保に全力で取り組んでおりますので、逐一、ご報告してまいります。
 
物流に関しましては今までの太平洋フェリーの大洗、仙台、八戸航路で各埠頭が使用不可能となっており、また東北自動車道、一般道も緊急車両以外は通行不可となっております。
代替のルートを検討しておりますが当然全ての北海道向け物流が集中する為、スペース確保が割当制になる可能性が高く大幅な遅延が想定されます。また復興資材が優先されるため、どのようになるかは現時点では具体的には申し上げられない状況です。
なお、本日時点では、日本海航路、JRは全ての路線で運航を再開したとの情報です。
 
木材業界において一つだけ正確な情報を申し上げますが、接着剤の供給不安による合板、構造用集成材の供給に問題が生じていると言われておりますが、当社が複数の情報源に確認したところでは過大に発信されているようです。
接着剤メーカーは供給責任をはたしておられるようですし、事実、北海道在庫の各工場への供給は順調のようですし、次の入荷も生産に支障をきたす遅延はないようです。
しかし最大の生産工場の被災は事実ですので、納期の安定にはしばらく時間がかかることは間違いなく、早めのお手配が必要です。
 
以上が概略ですが、被災地への支援優先で状況が大きく変化することも考えられますので詳細につきましては当社へお問い合わせいただきましたら、その時点での正確な情報をお伝えできますので、なんなりとご連絡下さい。
 
皆様にはなにかとご心配、ご面倒をおかけするとは存じますが非常事態に鑑み、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
                             平成23年3月16日 12時現在